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307号「新党の名前を、私だったら「地域主権党」とする」

オピニオンレター307号  平成22年4月20日

「新党の名前を、私だったら「地域主権党」とする」

 新党の結成が盛んになっている。政界再編成の前兆なのだろう。どの政党がどのような役割を果たしていくかまだ予測はつかないが、いずれの新党も自らが大きくなって政権を担当するようになることを目指しているのではなく、いずれ起こるであろう政界再編に当たってそれなりの役割を果たそうとしていると思われる。そうだとすれば、焦点を絞った具体的な政策課題を明確にした政党にした方がいいのではないかと思うのである。それには党名が重要である。党名を見ただけでどんな政策課題を実現しようとしているのかがわかる党名であることが肝心ではないか。

 もっとも最近できた首長経験者たちを中心にした新党の党名に期待したのだが、「日本創建党」というのにはがっかりした。これでは首長経験者が中心になって作った政党という特徴が出ていない。

 目下我が国が抱えた課題は山ほどあるが、私はこれらを根本的に解決する唯一の方法は、国の統治機構を変えることであると確信している。即ち、中央集権の現体制を地域主権に変えるということである。

 明治維新の時に廃藩置県が断行された。これによって中央集権体制が確立して日本の近代化が推進された。先進国に追いつき追い越せという時にはこの体制が必要だったわけである。

 その効果は充分現れて日本は先進国としての地歩を確立できたのである。
世界を見てみると発展途上にある国はほとんど例外なく中央集権体制をとっている。

 一方成熟した民主主義国は例外なく地域が主権をもった国家統治機構になっている。例えば連邦制である。

 我が国は発展途上の段階をいわば卒業したのに、依然として中央集権体制を維持している。
これが諸悪の根源なのである。現在日本が直面しているあらゆる課題はここに由来するといって過言ではないと思う。

 明治維新にならって平成維新といった言葉が言われたりするが、本当の平成維新はこの中央集権体制を解体して地方主権体制を確立することなくして達成できない。

 もちろん憲法も変えなければならないし、あらゆる制度を変えなければならないから、一種の革命ということになるだろう。

 これを混乱なく平和裡にどうやって実行するかが最も問われている喫緊の課題である。

 私はこのことを高らかに掲げた政党が誕生すべきであると考えるものでる。

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前衆議院議員
愛知和男