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295号「八ッ場ダムの建設をこの段階で中止することは、税金の無駄使いも甚だしい」

オピニオンレター295号 平成21年9月22日

「八ッ場ダムの建設をこの段階で中止することは、税金の無駄使いも甚だしい」

 前原国土交通大臣が近く八ッ場ダムの建設現場を視察すると報道されている。
八ッ場ダムの建設を中止することを公約とし、理由は税金の無駄使いを止めることだということだそうだが、果たしてそうか。

 7割がた工事が進捗しており、これまで永年にわたって数多くの経過をたどったこのプロジェクトをこの時点で中止することで、果たして税金の無駄使いを無くすことになるのかどうか。

 中止するとなると、既に建設されている巨大な建造物を撤去しなければならないだろうし、その他数々の後始末に多くの税金が使われることになることは必定である。

 正しい判断は、このプロジェクトの残りの工事を可能な限り無駄を省くという視点で見直して、一刻も早く完成させ、同時にそもそもの目的通りにこのダムが利用されるように、今後の運用についての再検討を行うことであろう。

 この案件に象徴されるように前後の見境もなく、ただ選挙に当たって選挙民に聞こえの良い公約をしてしまったので、この国民に約束した政策をやみくもに実際に実施していくの
が政党としての責任であるかのように誤解している向きがある。

 選挙に当たって訴えた政策と実際に政権をとって実施していく政策は相違があって当然である。もっともあまり違っては問題であるので、許容の範囲はあるのが当然ではあるが。

 今後、ひとつひとつの案件で、どのような対応が国民にとって正しい対応なのか、選挙で訴えたことに必要以上にこだわることなく、柔軟に政策決断していくことを望むところである。

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前衆議院議員
愛知和男