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294号「政策にとって決定的に重要なのは整合性である」

オピニオンレター294号 平成21年9月20日

「政策にとって決定的に重要なのは整合性である」

 さっそく鳩山政権の批判になります。

 民主党のいわゆるマニフェストが発表されて以来、常に問題にされてきた点が財源問題です。

 いろいろと耳に聞こえのいい政策のごときものを並べてあるが、それらを実施していくうえでの財源をどのように調達するのかという批判です。

 これに対して、無駄を省くことで調達は可能だという答えでした。批判する立場では、確かに無駄はあるだろうけれど、無駄を省くことだけで充分な財源を確保することはできないだろうと、いわば水掛け論に終始してしまっています。いよいよ鳩山政権が誕生して政策を実行する段階に入っていますので、どちらが正しかったかの答えは早晩でることになることでしょう。

 それはそれとして、もっと判りやすい政策の非整合性について指摘しておきたいと思います。

 それは環境関係です。

 鳩山首相は総理になる直前の講演で、温暖化防止に関するCO2削減について
?25%という数字を華々しく掲げ話題になりましたが、この政策と高速道路料金の無料化やガソリン税の暫定税率の廃止との関連をどうするのか明言しておりません。

 一方では自動車の利用を促進するような政策を打ち上げながら、CO2の削減を図ると言うことは明らかに矛盾です。自動車社会からの脱却こそがCO2削減のキーポイントであるはずだからです。

 どうやって自動車の利用を減らし、鉄道など公共交通機関の利用を増やすかを考えなければならないはずです。

 このように明らかな矛盾を多く含んだ民主党の掲げている政策なのです。

 これから政権運営が本格化していく中で、矛盾が多く明らかになっていくことでしょう。

 国会審議を通じてこれらが国民の前に明らかになっていくことを期待しています。


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前衆議院議員
愛知和男