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283号 「憲法に関する国民の関心が薄れていることを心配する」

5月1日、午後4時、憲政記念館へご参集を!(新しい憲法を制定する推進大会)   

4月8日付け読売新聞(朝刊)の報道によれば、憲法問題に関する世論調査の結果、改正を必要とする意見が久しぶりで改正を必要としないという意見をわずかながら下回ったようである。その差はほんのわずかであるが。

急に、いわゆる護憲勢力が大きくなったとは思えないが、国民の憲法に関する関心が薄れているのは事実のようである。

安倍総理が憲法改正を真正面に掲げたことは大いに評価するし賛辞を送るにやぶさかではないが、あの辞任の仕方はあまりにもひどかった。憲法改正に対する国民の関心が急激に薄れたのには、安倍総理のあの前代未聞の辞め方の影響が大きかったと思う。

いずれにせよ、何とかして国民の間に憲法問題の関心を高め、改正へ向けての動きを強めなければならないという思いを強くしている。

私は超党派の現職、前職の国会議員で構成する自主憲法制定議員同盟の幹事長をしているが、この組織の主催で、5月1日には憲政記念館で大会を開催すべく準備している。およそ1000人ほどの人を集めた大会にしようとしている。この大会に対する呼びかけは、各政党の当議員同盟の会員が手分けして関係者に呼びかけているほか、青年会議所の全国組織、商工会議所の全国組織、その他多くの民間組織に参加を呼びかけている。全国各地からの参加者は多くは望めないだろうが、これをきっかけにして憲法問題に関する関心を全国に広めたいと思っている。全国各地で、今後、何らかの形で勉強会などが開かれていくことを期待している。

「5月1日ご都合がつく方は、ぜひ憲政記念館に午後4時においでいただきたいと存じます。」

ところで憲法問題は、言うまでもなく、法文の問題ではなく、国の形の問題である。まず国の形をどうするかの議論があって、その後にそれを憲法という法律にどう書くかという順序になる。まずもって、あらゆる角度から、国のあり方の検討がなされなければならない。正に政治家が国民とともに作り上げるべき課題である。官僚の出番はない。
今後、あらゆる機会をとらえて憲法問題を提起していきたいと思っている。

憲法問題というとすぐ9条の話になりがちである。 もちろん9条問題は最重要問題ではあるが、一方、憲法問題にはこの外にも数々の問題がある。
たまたま衆参ねじれ現象で明るみに出た衆議院と参議院のあり方、予算と歳入法の一体化の欠如、国会同意人事案件の問題などの外、地方分権の議論で盛んになっている道州制の導入、環境問題、予算の編成権、提案権の問題、など憲法改正に関係する課題はたくさんある。

機会を改めてそれぞれについての私見を述べていきたいと思っている。